【4日目】司法試験答案作成入門
昨日紹介した答案作成入門の第一章を読み終えた。(リンクはページの一番下に)
第一章ではどのような答案が好ましいかと言うよりも、どのような文が好ましいかということについて書かれていた。
一文に読点は2, 3個と短めで、主語は小さく明確に、主述関係をはっきりとさせる文がそうだと言う。確かにそのような文は分かり易いし、色々なところに飛び火しない。
助詞の選び方もなんとなくではなく、しっかりと意図を持って選ぶべきだとも書かれていた。
「甲は犯人だ。」…(1)
「甲が犯人だ。」…(2)
「犯人は甲だ。」…(3)
という3つの文があったとしよう。
どれも「何らかの事件を起こしたのは甲である」という意味だが、(1)は甲は被害者でも傍観者でも無く犯人だと、犯人であることを強調している。それに対し(2)は犯人は乙でも丙でも無く甲だと、甲であることを強調している。また(3)は(2)と同じく甲であることを強調している。このように助詞の違いや語順でも受ける印象が異なり、特に法律的文章であるほど重要性が高まるらしい…
まぁ法律的文章かはさておいて、これが日常的に使えるようになれば、自分の考えていることが正確に伝わるから便利だなってそう思う。
ということでこのブログもそれを意識して意味が正確に伝わるように書くぞ!
そういう文章を書くには、何回も書いて慣れるしかないって言ってたしね。
ひとまず司法試験について達観することは出来たから、これからは各科目の知識をつけようと思う。
まずは憲法、民法、刑法の上3法。次に商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法の下4法。ちょくちょく知的財産法(特許法、著作権法…)のことも学びつつ、本業の理系科目も勉強していかなくては…
一般教養はまぁイケるっしょ。(適当)
上手くいくかなぁ…